ポーランドの映画監督、クシシュトフ・キェシロフスキ監督。
彼の作品が下高井戸シネマで9月から特集上映されています。

トリコロール3部作は映画館で、DVDで何度みたことでしょう。
ハリウッド映画のように、見どころ!という盛り上がりはありませんが、
たんたんと静かに進む映画。
その場面場面で印象的に使われる色と音楽。
初めて見たときから、心を奪われてしまいました。

ずいぶん長い間、彼の作品は見ていなかったのですが、
今回、別の映画館で偶然見つけたパンフレット。

これも何かの縁と、行ってみることにしました。
ただ、何せ公開作品が多く、3日ごとに作品が変わります。
しかもレイトショーがほとんど。

DVDになっている作品はあきらめて、
初めて見るものを選びました。

STILL ALIVEは
没後10年を記念して作られたキシェロフスキに映画作りに関する記録映画。
学生時代からしばらくは、ドキュメンタリーを作り、
その後ドラマに移行した、20本近くの映画について
本人、スタッフ、友人の証言で綴られています。

かなり長い間、ポーランド国外では認められなかったことや
ポーランドの歴史とのかかわり、
作品に対する思いなど
今回初めてしったことがたくさんでした。

今月は、トリコロールやふたりのベロニカのほか
日本では未公開だった映画も公開されます。
何本見ることになるのでしょう。

映画館もこじんまりとしたきれいなところでした。

     
トリコロール コレクターズBOX   デカローグ DVD-BOX

    
キェシロフスキの全貌  ふたりのキェシロフスキ


キェシロフスキの世界


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