イメージが違いすぎます！！

臨場
【著】横山秀夫
光文社　2007年

　　　　　

【内容情報】（「BOOK」データベースより）
臨場―警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。人呼んで『終身検死官』―。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全八編。


ぶっきらぼうで、自分の信念に従って、誰もが感心する仕事をする一方、
私生活はちょっとハチャメチャ。
主人公倉石の、表には見せない、同僚や事件関係者への思いやり。
横山秀夫さんの小説らしいキャラクターですね。

推理小説風にも読めるし、人間物語としても読める。
今回も期待を裏切られない本でした。

知らなかったのですが、テレビドラマにもなっていたのですね。
この本を読んでいたときの倉石のイメージは
もっさりとしたおじさん風だったのですが、
内野聖陽さんが演じていたとは

DVDにもなっているようですし、ぜひ見てみたいです。