料理

ある日、夕方からの習い事に行く前



　　　母　　「夜ゴハンどうしようか」


　　　娘　　「外でいいよ」


　　　母　　「ん？うちでもいいよ」


　　　娘　　「だって、ママ、うちより外でゴハンの方が好きでしょ？」


　　　母　　「……そんなことないよ～」


　　　娘　　「じゃ、うちにする」



………見透かされてる………


母は料理が得意でもなく、それほど好きでもない
料理してるとき、ダンドリのことに頭がいくことが多く
気がつくと、しかめっ面になっていることも…　

「おいしくな～れ」と、思いながらつくると、おいしくなるよ
って誰がが言ってたなぁ

…真逆じゃん　


母も頭ではわかってる
うちで食べた方が栄養的にも家計的にもいいってこと

でもね～

一品だけじゃ少ないし～
二品三品つくると時間差ができないようにするのに、気を使うし～
そうするとしかめっ面になるし～
レパートリーも少ないし～
すききらい多いし～（母が）

……
と、いいながら

うちで炊いた白いゴハンがいちばんおいしいし～
おいしいモノができるとうれしいし～
カガクの実験してるような気分になるときあるし～
家族においしい、って言ってもらえるとテンションあがるし～


……悪いことばかりじゃないかな　

もう少し料理がんばってみようかな…
イヤにならない程度に