娘には、うちのカギを渡していなかった
娘は以前から欲しがっていたんだけど

父は気軽に渡したら、と言ってたけど
母は反対だった
理由は、ある

  ピンガ 母がうちにいるから必要ない

  ピンガ なくしたら困る

  ピンガ 1人で自宅に入るところを狙われる事件があったから怖い

  ピンガ 母がいないときにトモダチをうちに入れたら困る

…など

でも、ここ最近、母が渋滞などで、娘がうちに帰る時間に間に合わず
娘がうちの外で待ちぼうけ、することが2回あった

猛省するとともに、母も考えた


「これからだって、どうしようもない事情で
 娘の帰宅に間に合わないことがあるかもしれない
 
 カギを渡すことを考えてみよう
 娘にカギを渡すためには、母は何をすればいいか…
 何をしたら、母は娘にカギを渡そうと思うか…

 母が娘とルールを作って、その理由も話して
 娘がそのルールを守ると言ったら…

 母は娘にカギを渡してもいいかもしれない…

 こづかいも今のところルールを守っている娘
 カギも同じ、かも」



早速、娘に話をしてみた


  母  「ルールをつくって、それを守れるなら
      カギを渡そうと思うんだけど、どうかな?」

  娘  「えっ、ほんとっっっ!
      ルール守るよ、絶対!」

  母  「じゃ、ルール決めようか」


…母が守ってほしいルールと、その理由を話していった
娘はうんうん、と聞いている
そのうち、「ちょっと待って!」と言って、机に行き
メモとペンを持ってきて、母が話したルールを書きはじめた


ほー。そんなこともするんだ
ちょっとオドロキ 


5つほどのルールを書き終わり


  母  「他に思いつくルール、ある?」

  娘  「うーん。ひとつある」

     (娘の案を聞く)

  母  「いいね~。じゃ、それも入れよう」

  娘  「うん。ママ、ルールは守るよ」

  母  「わかった。じゃ、合鍵作りにいこうね」

  娘  「うんっっっっっ!」


決めてしまえば、なんてことないんだけどね~ ひよざえもん がーん

こづかいとちょっと似てる、と思った
最後の決め手は「子どもを信用する」

そこに行きつくまで、母は時間がかかるようだ ジブリ 千と千尋 かおなし
まずは、きっかけ、と、思いきり …が、必要みたい ガクリ(黒背景用)