学校で水泳の検定があった娘

<クロールと平泳ぎの両方、5分間泳ぐことができる>と
<黒3>という検定に合格するそう

チャレンジした娘
クロールはOK
時間切れで、平泳ぎは、翌日
やる気満々で学校に行った

学校から娘が帰ってきた


  娘  「あと10秒泳げば、合格だったのに、帽子が脱げて立っちゃった~」

  母  「そっかぁ。帽子脱げても泳げばよかったのに」

  娘  「驚いちゃって、立っちゃったんだもん」

  母  「残念だったね。また来年がんばろうよ」

  娘  「…」


そのときは、そんなに悔しそうに見えなかったので
会話は、それで終わった

けど、夜寝る前に母と娘でベッドに入ったら
娘が小さい声で、話はじめた


  娘  「あと10秒だったんだよ
      すごく悔しくて、検定が終わった後の自由時間も楽しくなかったし
      給食の時間も、ずっと悔しかったよ」

  母  「そっかぁ。そんなに悔しかったんだ」

  娘  「…(声を出さずに泣いてる)」


・・・・・!!!!!!!!!!
娘がここまで悔しがるのを、母は見たことがない
ちょっと驚いた
娘はモノゴトに対して、どこか冷めた感じが多かったから

悔しいのは、一生懸命取り組んだ証拠
それはそれで、母はウレシイ
その悔しさは次回以降に活きる、と思うし

でも、娘の涙は母もココロが痛いので、話を変えてみる


  母  「…今度、検定中で帽子が脱げたら、どうする?」

  娘  「…そのまま泳ぐ」

  母  「そうだね~
      それがいいとママも思うよ
      今度はそうするって勉強をしたってことじゃないかなぁ」


背中をトントンしていたら、寝てしまった

悔し泣きしながら寝る、かぁ ジブリ 千と千尋 かおなし

娘の意外な一面を見た母でした
これも成長してるってコトか…