「もしかしたら影が見えるのかも！」
と僕たち家族はは思っていました。だからラピの前でおやつを動かすと、ちゃんとおやつをおっていました。でもまだそれは匂いの可能性もあるので、目に手をパッとすばやく近づけてみると目を一瞬閉じました。これは見えているのかもしれません。
そして今日、病院で先生にその事を伝えてみたところ、先生が目にすばやく手を出したら目をつぶり、光を当ててみるとまぶしそうにまばたきをしていたそうです。
それを見た先生が「反応してるね！」「こっちに来て見てみる？ちゃんと目をつぶるよ」と言って眼底検査の様子を母に見せてくれたそうです。
2か月前の検査では反応が無く、「もしかしたら見えているのかも」という母の言葉に、「またそういうことがあったら教えて下さいね」というくらいだったのですが、今日はっきり先生から“反応がある”“見えている”とお墨付きをもらいました。
また見えるようになったのは、手術をしていない方の眼。以前出血を起こして先生からは「仮に出血が引いたとしてももう見える可能性はない」と言われた左眼です！
「嬉しい
」と何度も喜ぶ母に、先生も「これは嬉しいね」と一緒に喜んでくれたそうです。見えるようになったとは言え、緑内障と水晶体の完全脱臼をしている左眼。
見えたり見えなかったり、近くの物には突っ込んで行ってしまったり、100%じゃないけど、光を失ったラピスの眼に奇跡
が起こりました