ドラマ化した作品の原作を買って読む事が多いんですが、その中でも面白いなと思った作品です。
落語の事はさっぱり分からないのですが、ドラマと原作を読んで興味を持ちました。とはいえ、それ以上先に進めていないのが悲しい所ですが(^_^;)いずれは落語を聴きに行きたいもんです。
この作品は立川談志さんのお弟子さんである立川談春さんが、自身の葛藤や成長、真打ちになるまでを描いています。その中で仲間たちや師匠、落語界のことを書いています。
「落語はなんにもうまくいかなかった人間の話、人間の業がここにある」と書かれていて俄然興味が湧きました。師匠の優しさや落語に対する愛や情熱も伝わってきました。これだけ打ち込めるものがあるというのは羨ましいなあとも思ったり。
人間のどうしようもない部分とかダメな部分に俺は惹かれてしまうのかもしれません(笑)
さくっと読みやすいのでオススメです。
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赤めだか (扶桑社文庫)
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