≪健康は、生きるうえでのすべての基本 ≫
健康でなければ、私たちは日々の生活を
十分に楽しむことができません。
仕事や趣味、家族との時間さえも
健康であるからこそ
充実させることができるのです。
「健康は一生の財産」です。
健康的で豊かな生活を目指しましょう!
私と一緒に健康な未来を築きましょう!
あなたの健康を守るためのヒントが
きっと見つかります。
こんにちは。
みなさんは手術の経験がありますか?
最近では
手術が必要だと告げられたとき、
多くの場合
「外科手術」と
「内視鏡手術」の選択肢
を提示されます。
今回は、両者の違いについて
お話しします。
▶外科手術
(開腹・開胸手術)とは
🔺特徴
・大きく切開して
直接患部を見ながら手術
・術者の手が
直接入る空間を確保
・従来から行われている
標準的な手術方法
🔺メリット
1. 広い視野で手術が可能
2. 予期せぬ事態にも
即座に対応できる
3. 大きな腫瘍や複雑な手術に
対応可能
4. 触診(手で触って確認)が
できる
🔺デメリット
1. 傷跡が大きい(10-20cm程度)
2. 術後の痛みが強い
3. 入院期間が比較的長い
4. 回復に時間がかかる
▶内視鏡手術とは
🔺特徴
・数個の小さな穴(0.5-1.2cm)から
細い機器を入れて手術
・カメラ映像を見ながら
特殊な器具で手術
・近年急速に普及している
低侵襲手術
(※できるだけ小さな切開(小切開)で
行う手術のこと)
🔺メリット
1. 傷が小さい(美容面で有利)
2. 術後の痛みが少ない
3. 入院期間が短い
4. 早期の社会復帰が可能
5. 出血量が少ない
🔺デメリット
1. 手術時間が長くなる傾向
2. 特殊な技術が必要で
執刀医の経験が重要
3. 予期せぬ事態への対応に制限
4. 大きな腫瘍や
複雑な手術には不向き
▶手術方法の選択基準
つぎの要因によって
適切な手術方法が選択されます。
1. 疾患の種類と進行度
2. 腫瘍の大きさや位置
3. 患者の年齢や体力
4. 既往歴
5. 病院の設備や医師の経験
▶最近のトレンド:
ロボット支援手術
内視鏡手術の発展形として、
ダヴィンチなどの
ロボット支援手術も
普及してきています。
・より精密な操作が可能
・3D画像で立体的な視野
・手ブレがない
・ただし、費用が高額
▶患者さんが知っておくべきこと
1. どちらの手術方法でも、
途中で切り替えが
必要になる場合がある
2. 術者の経験と技術が重要
3. 病院によって
対応できる手術方法が異なる
4. 保険適用の有無を
確認する必要がある
手術方法の選択は、
疾患の状態や
患者さんの状況によって
個別に判断する必要があります。
最新の手術方法が
必ずしもベストな選択とは
限りません。
担当医とよく相談し、
以下の点を確認することを
お勧めします。
▶それぞれの手術方法の
メリット・デメリット
・手術実績
・予想される入院期間
・術後のリハビリ期間
・費用
適切な手術方法の選択には、
医師との十分な
コミュニケーションが
重要です。
疑問点があれば、
遠慮なく質問しましょう。