≪健康は、生きるうえでのすべての基本 ≫
健康でなければ、私たちは日々の生活を
十分に楽しむことができません。
仕事や趣味、家族との時間さえも
健康であるからこそ
充実させることができるのです。
「健康は一生の財産」です。
健康的で豊かな生活を目指しましょう!
私と一緒に健康な未来を築きましょう!
あなたの健康を守るためのヒントが
きっと見つかります。
みなさんは、
高齢者の方の歩く姿勢が
気になりませんか?
日本の高齢者の方は、腰痛があったり
膝が痛くて歩けない…という話を
よく耳にします。
たしかに、
腰をかがめて辛そうに歩く姿を
見かけることがありますね![]()
いっぽう
フランスの高齢者の方々は
シャキッとした姿勢で
中にはハイヒールを履いて
颯爽と歩く女性の姿を
見ることがあります![]()
あなたは、
フランスの高齢者のシャキッとした姿に
憧れを抱いたことはありませんか![]()
日本では高齢化と認知症についての
関心が高まっています。
今回は、両国の特徴を比較しながら、
健康長寿のヒントを探ってみます。
認知症リスクの真実:日本人は本当になりやすいのか?
実は、
日本人が特別に認知症になりやすい
というわけではありません。
いっぽうで
日本の認知症有病率が
高く見える背景には、
つぎのようなことがあります。
◎世界一の高齢化率による統計的な影響
◎整備された医療システムによる
早期発見・診断の進展
◎定期的な健康診断の普及による
発見率の高さ
むしろ、日本人の特徴として、
つぎのようなこともあります。
◎伝統的な和食(特に魚介類の摂取)
による脳の健康維持
◎高い教育水準と知的活動の機会の多さ
◎地域コミュニティによる
社会的交流の存在
フランスの高齢者から学ぶ健康習慣
フランスの高齢者が
健康的な生活を送れている秘密は、
つぎのような生活習慣にあります。
1. 食事文化の違い
▶地中海式食事
(オリーブオイル、魚、野菜が豊富)
友人の食卓でも
オリーブオイルはよく使っています
▶食事を楽しむ文化
(ゆっくり味わい、会話を楽しむ)
日本では食事中は静かにというのが
マナーですが、
フランスではそれはそれは
あらゆる会話が飛び交います![]()
ホームパーティーなどでは
3時間から4時間あるいはそれ以上かけて
食事を楽しむのは当たり前です
▶新鮮な食材へのこだわり
市場(マルシェ)には新鮮な食材が
そろっています![]()
▶質を重視した適度な量の摂取
たとえば夜にパーティーやフルコースの
食事の予定があるときには昼はサラダだけなど
自分なりにカロリーの調整をしています
2. 自然な運動習慣
▶日常的な徒歩移動
高齢者ほどよく歩きます
▶階段使用の習慣
高齢者もできるだけエレベーターや
エスカレーターを使わない
という人が多いです
▶マルシェ巡りなど、目的のある歩行
常設のマルシェや
決まった曜日だけ開催されるマルシェ
を一周するだけでも結構歩きます
▶これらによる自然な姿勢維持
日常のこういった習慣が
筋力を保つのではないかと思います
3. 活発な社会生活
▶カフェでの定期的な交流
きちんとした身なりで、
友人たちとおしゃべりをする姿を
よく見かけます
▶世代を超えたコミュニケーション
私が滞在するアパートの住人の方からも
年齢、人種を超えてよく話しかけられます
▶退職後も続く社会参加
ボランティア活動に励む高齢者も多いです
4. ゆとりあるライフスタイル
▶焦らない生活リズム
日本のように時間に追われることは
少ないかもしれません
▶充実した休暇制度
バカンスのために働くのがフランス流![]()
休暇はきっちりとる人が多いです
▶文化活動への積極的な参加
ボランティアで観光施設のガイドを
している人もいます
日本での実践:健康長寿のためにできること
フランスの生活様式を参考に、
日本での実践方法を提案します
☆運動面での取り組み
▶毎日30分の意識的な歩行時間確保
▶姿勢を意識した歩き方の練習
▶エレベーターより階段を選ぶ習慣づけ
☆食事改善のポイント
▶食事時間にゆとりを持つ
▶和食の良さを活かしつつ、
地中海式食事の要素を取り入れる
▶家族や友人との食事の機会を増やす
☆社会活動の充実
▶地域の活動やサークルへの参加
▶定期的な友人との交流
▶文化活動やボランティアへの参加
☆メンタルヘルスケア
▶マイペースな生活リズムの確立
▶定期的な休養とリフレッシュ
▶生涯学習による知的刺激の維持
続けることのできる健康習慣づくりへ
フランスと日本、
それぞれの良さを組み合わせることで、
より豊かな健康長寿を実現できる
可能性があります。
です。
重要なのは、
無理なく継続できる習慣を
少しずつ取り入れていくことです。
認知症予防や健康維持は、
特別なことをする必要はありません。
日々の生活の中で、
食事、運動、社会活動、休養のバランスを
意識することから始めましょう。
ひとつひとつの小さな習慣が、
将来の健康な暮らしに
つながっていきます。
思い立ったら、
今日からできることから始めてみませんか![]()
