こんにちは!らぱんです。
≪健康は、生きるうえでのすべての基本 ≫
健康でなければ、私たちは日々の生活を
十分に楽しむことができません。
仕事や趣味、家族との時間さえも
健康であるからこそ
充実させることができるのです。
私の信条は「健康はすべての基本」であり
それを維持するために薬に頼らない生活をお伝えすることです。
≪薬に頼らない生活と健康法とは?≫
私が提案するのは
薬に依存することなく生活習慣を改善し
身体と心のバランスを取り戻す方法です。
≪ あなたの健康をサポートします≫
私のブログではこれらの知識を活かし
健康問題に対処するための
具体的なアドバイスや
薬に頼らない生活を実現するための
情報をお届けします。
「健康は一生の財産」です。
健康的で豊かな生活を目指しましょう!
私と一緒に健康な未来を築きましょう!
興味を持っていただけた方は、
私のブログをチェックしてみてください。
あなたの健康を守るためのヒントが
きっと見つかります。
みなさんは、
脚気(かっけ)という
病気をご存知ですか?
たしか、江戸時代に流行った…。
それは過去の病気だと
思っていませんか?
15年前のドラマに「JINー仁ー」
というのがありましたよね?
そうです!あのドラマに
登場してきた病気です。
脚気はビタミンB₁の
欠乏から起こります。
現代では不規則な食生活や
無理なダイエットなどで、
ビタミンB₁などの
ビタミンが欠乏している人が
潜在的に増えている
といわれています。
一種の生活習慣病
ともいえそうですね。
それでは
脚気の症状、原因や予防法、
治療法などをご紹介します。
まず、脚気ってどんな病気
なのでしょうか?
全身のむくみや
下半身の倦怠感、
痺れなど
さまざまな症状が
現れるのが特徴です。
脚気は
ビタミンB1が
不足して起こる疾患で
末梢神経の障害と
心不全(心臓の異常によって
ポンプの役割を果たさなくなること)
による全身浮腫(むくみ)を
起こします。
脚気の初期には
食欲不振があり
他に全身がだるく、
だんだんと
とくに下半身に
倦怠感が生まれます。
だんだんと足のしびれや
むくみ、動悸、息切れ
感覚の麻痺などの症状が
あらわれます。
さらに進行すると
手足に力が入らず
寝たきりとなって
そのまま放置すると
心不全が悪化して
死に至ることもあります。
これは過去の話…。
ではありません!
現代でも脚気予備軍は
増加しているといわれています。
脚気は、古くは江戸時代から
明治、昭和初期まで国民病
として多くの死者を出した
ビタミンB1欠乏症です。
医学が進歩し
ビタミンについて
研究が進んだ現代では、
脚気にかかる人はほとんど
見られなくなっています。
でも、
インスタント食品中心の食事や
野菜不足、清涼飲料水の飲みすぎや
アルコールの多量摂取など
偏った食生活をしている現代人は、
潜在的にビタミンB1が
欠乏している「脚気予備軍」が
増えているといわれています。
~脚気は食生活の偏りなどによる
ビタミンB₁の欠乏が原因~
<ビタミンB₁の欠乏とは?>
ビタミンB₁は
水に溶けやすいため、
調理のときに
栄養分が
失われてしまうことも
少なくありません。
さらに、摂取しても
体には吸収されにくく、
吸収された後も
体外へ排泄されやすい
という特徴があります。
そのため、
実際に摂取できるのは
元の食品に含まれる量よりも
かなり少ないと考える
必要があります。
このように、
ビタミンB₁は体内に
とても摂り入れにくく、
身体に蓄積しにくいので
不足しやすい
栄養素のひとつです。
◎食生活の偏り
かつて多かった脚気は、
米食が中心だったころには、
よく精米された
白米を中心とした食事に
原因があるといわれてきました。
白米が何よりのご馳走だと
いわれていた時代ですね。
現在、脚気の発症率は
昔よりぐっと減っていますが
食生活の偏りが
ビタミン不足を招き、
脚気の発症に
つながることもあります。
甘い清涼飲料水や
インスタント食品に
多く含まれる
糖質を分解するには、
ビタミンB₁が
必要不可欠です。
そのため、
これらの食品を
大量に摂り過ぎると、
分解にビタミンB₁が
使われて体内で不足し、
脚気を引き起こす
ことがあるのです。
◎アルコールの過剰摂取
アルコールの分解には
多量のビタミンB₁が
使われます。
そのため、
お酒を大量に飲むと
ビタミンB₁が不足して脚
気を引き起こすことがあります。
~ビタミンB₁欠乏症や
アルコール依存症が
脚気(かっけ)を引き起こす~
<潜在性ビタミンB₁欠乏症>
ビタミンB₁は、偏食などによって
食事から必要量が摂れなかったり、
加工食品などによる
糖分の摂り過ぎや
激しい運動によって
消費されたりした結果、
不足します。
また、
白米は玄米と比べると
ビタミンB₁の含有量が少なく、
少ないおかずと一緒に
たくさん食べることが続くと
体内のビタミンB₁が不足します。
その結果、体のだるさや倦怠感
足のむくみ、動悸、
息切れなどの症状が生じます。
この状態では
脚気の発症ではありませんが、
さらにビタミンB₁が不足すると
発症のリスクが高まるので、
「脚気予備軍」とも
いわれています。
ビタミンB₁を多く含む食材
玄米、豚肉、うなぎ、枝豆 など
+
アリシンを多く含む食材
玉ねぎ、にら、にんにく、ねぎ
<ビタミンB₁の吸収を高める成分>
ビタミンB₁の吸収を高める成分の
アリシンが豊富な
玉ねぎ、にら、にんにく、ねぎを
食材に加えるとさらに効果的です。
~脚気(かっけ)のような
症状が気になるときは
適切な検査を受けましょう~
<医療機関で診察>
脚気かどうかを判断するためには、
膝の下のくぼみを叩いて
足が自然に跳ね上がるかどうかを
見る検査方法(膝蓋腱反射)があります。
足が跳ね上がらない場合は
脚気かどうかの目安になりますが
休んでも体の疲れがとれない、
手足にしびれや麻痺などの症状が
残るというようなときは、
主治医に相談するか
内科などを受診しましょう。
ビタミンB₁の欠乏
が疑われるときは、
注射(点滴)で
ビタミンB₁を補います。
この補充によって症状は
だいたい改善されますが、
たまに末梢神経障害を
生じている場合は
すぐには回復しないことが
あります。
アルコール依存症の人に対しては、
アルコール依存症および
依存症によって生じた
疾患の治療と並行して
ビタミンB₁の補充治療を
行います。
~普段の食事や市販薬などで
ビタミンB₁を補給して
脚気(かっけ)対策~
<ビタミンB₁の摂取>
脚気を予防するには、
ビタミンB₁を
多く摂ることが大切です。
普段の食事で
積極的な摂取を心がけ、
難しいときは
サプリメントや市販薬の服用で
欠乏しがちな
ビタミンB₁を補いましょう。
◎酒類は適量にとどめる
酒類は
ビタミンB₁を多く消費し、
飲み過ぎると
食事のバランスを崩して
ビタミン不足を招くだけでなく
摂取量によっては
アルコール依存症の
原因にもなります。
日頃から
バランスのとれた
食生活を心がけ、
アルコールの飲み過ぎには
十分注意しましょう。