誰もが少しずつ嘘をつき、 
誰かを陥れようとしている。 

記憶を一部喪失した雨村慎介は、自分が交通事故を起こした過去を知らされる。 
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。 
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。 
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。 

俺をみつめるマネキンの眼。 
そいつは、確かに生きていた。
(内容紹介より)




最初から謎が謎を呼ぶ感じで、謎しかなくて
先が気になってしょうがなかった。

結末も、普段の東野圭吾さんと違って
ホラーちっくな、その場を想像すると
背中がゾッとする感じだった。

でも、スッキリ納得!


話の中で、事故に遭う遭わないは運、
過失の事故の刑は被害者に納得できる
重さでない、という言葉は普段車を
運転する自分にとって気になるものだった。

この先ずっと被害者、加害者にならずに
いられますよーに!!!

個人的にはプロローグがすごく好きだった。
事故に遭う女性が体を潰されていく描写が
すごく興味をひきつけられた。


さぁ、次はどんな話を読もうかな。