初めて湊かなえさんの本を読みました。

高校入試




入試前日に教室の黒板に
「入試をぶっつぶす!」と
書かれた貼り紙がされた。

迎えた入試当日。
試験内容や学校の様子などが
ネット掲示板に次々と書かれていく。

保護者からの糾弾や不安がる生徒の
ために奔走する教師たち、

一体誰がなんのために?
嘘をついているのは誰なのか?

ミステリーです。



登場人物が多くて、誰が誰とか
その関係がなかなか頭に入って
来ずに、冒頭の人物相関図を何度も
開きました。

語り手も変わっていくのですが、
時系列通りに進められているので
状況はつかみやすかったです。

犯人の中の一人の動機が、そこまで
するほどの動機??
と少し思いましたが私たちにとって入試ってなんだっただろう?と考えさせられました。

入試は人生の通過点に過ぎないけど
人の人生を変えるものでもあるんですよね。

最後まで読んだとき、改めて読み
返して犯人達がどんな言動をとって
いたか注目したいって思いました。