今回も辻村深月さんの本です

最近、辻村さんの本が多いのは
この順番で読むのがオススメと
いうものを見たのが始まりです




確かに、この順番で読むと前作とリンク
する箇所を見付けることが出来てその度に
心がはずみます!!


さて、今回読んだ名前探しの放課後は
主人公、依田いつかが違和感を感じる
ところから始まります。

撤去されたはずの看板がある。
もしかして過去に戻された??

動揺する、いつかの中で1つの記憶が
浮かびます。

今から同級生が一人自殺する。
でも、それが誰なのか思い出せない。

一人では抱えきれずにクラスメートや
信頼のおける友達に相談して、それが
誰なのか探し始めます。
どうしても、それを止めたい!!






結末を読んだとき、再読せずには
いられません。

それぞれの登場人物がどんな想いで
行動を起こしているのか?再読すると
別の楽しみが待っています。

登場人物が
今までの作品「凍りのくじら」「ぼくの
メジャースプーン」とリンクしている
所があるので、この作品を読んでから
今作を読むと、これはあの子達だな
って、少し懐かしい気持ちになります。

私はだいぶ終わりの所まで、あの子だ!
って気付けませんでしたが(^-^;。

私はすごく好きな作品だったので
時間があるときに、是非また再読
したいと思います。