辻村深月さんのことは「オーダーメイド
殺人クラブ」で知った。

他の本も読んでみたけど、この本以上に
自分に嵌まるものがなくて、うーん。。。
となってるときに出会った「凍りのクジラ」

傑作だった!!



ドラえもんを愛する女子高生の理帆子。
幼い頃に父親が失踪し、母は病に倒れる。
夏に一人の男子高校生に出会って、自分の
内面をみせていく。
同じ頃に始まった謎の警告、、、

ドラえもんの道具は私が思っていたそれよりも
深い意味のあるものだって気付かされる。



理帆子は自分と似たところがあって共感を
しながら読めた。
共感できない人でも優しく愛のある目で
見守って欲しい。

それでね、ラストがすごく良かったの!!

私は男子高校生に違和感を覚えながら読んでた。
でも、心地の良い雰囲気。
その男子高校生の謎が解ったとき
ハッ、、、、、
すごい。って、口から言葉が洩れてた!!

もう一回読まなきゃってなるよ。
私が感じた違和感はヒントだったみたい。

最後にちゃんとエピローグもあって
読み終わったときに幸せな気持ちに
なれました。

最後まで納得して読める本に出会えると
とても幸せになれる私なんです。