クリスマスイヴの今日

東野圭吾さんの『変身』を

読み終えました。







読み終えて、なぜか上手く自分の

気持ちが分からず涙が出そうに

なりました。



主人公はとても真面目な人。

気も強い訳じゃない


そんな彼が少女を庇って頭を

打たれる、という事故に出会って

しまった。


色んな偶然が重なり彼に前代未聞の

脳移植が実行されて

命をとりとめることが出来た。

これが、彼の不幸の始まり。

今までの自分と違う感情が

沸き起こるのってどんな気持ちに

なるのかな?

趣向が変わって、狂暴的になって

自分が変わっていくって本当に

怖いと思う。


楽観的な人を見て、自分もこんな

ふうになれたらな、って何回か

思ったこともあるけど、実際に

自分が変わっていったらどう

感じるんだろう?

今まで積み上げてきたものがなくなる

気持ちになるのかな⁉


主人公の彼は、医者に秘密にされていた

ドナーの正体を知ってしまう。


悩んだ末に、彼が出した答えは

とても切ない。。。

でも、これしかなかったかも

しれない。


進歩しすぎた医療は怖いです。