秋刀魚の味小津安二郎監督の作品を初めて観ました。自分が生まれる前の時代を感じ、父母祖父母を思いました。出てくる女優さんの美しさといったら。ストーリーは、そこにある何気ない生活が淡々と描かれていて、最後のシーンはしみじみと泣けてしまいました。自分が知らないだけで確かにあった戦後という時代、セットだけでなく、劇中の音楽も時間の流れ方をあらわしているようでした。私たちの時代もこうやって描かれていくのかな。映画から色々な時代の考え方を教わり、自分を見つめ直す時間をもらっています。