1日オフだったので映画三昧をしたおねがい

チャレンジしたかったキューブリック監督の作品や、遠い昔に観て大人になって観返して観たかったあれやこれや。
それで、もう、「時計じかけのオレンジ」は二度と観ないのだ。笑
「ロリータ」は悲しいし。どういったところがコメディだったのか、未熟な私にはまだまだ分からなかった。また数年後、観てみようかな。
記憶の片隅にあった「2001年宇宙の旅」は今観たらとても恐ろしかった。

恐ろしいですねぇ…と、思い出した淀川長治さん。YouTubeを探したらあった!解説!淀川さんの親やすい優しい解説で気持ちを落ち着ける…「怖いですねぇ、恐ろしいですねぇ」あぁ、和みます。

落ち着いたのでもう一度、キーとなるシーンを観返してみる。

ついでに、エイリアンやシザーハンズの解説も見る。
「エイリアン、気持ち悪いですねぇ、でもヒロインの演技が素晴らしい」
「おばさんがシザーハンズに、可哀想に、と愛を持ったところから美しい愛のストーリーになるんですね。毛虫や蛇があなたに何をしますか。見た目が怖いといって簡単に排除せず、優しくしてくださいね」この説得力です。

淀川さんを見ていたら、じーちゃんばーちゃんと一緒に洋画劇場を観ていた小さい頃を思い出した。淀川さんは日本中の人にお別れを伝えるために「サヨナラ」を3回言うとるんやで、とじーちゃんが教えてくれたもんだった。
ホラー映画の後も、淀川さんの解説で和んだものだった。解説を聞くために、がんばってラストまで観たものだった。大丈夫、作り物だと安心したかったのだ。
そして淀川さんだけでなく、じーちゃんばーちゃんもバタリアンやジェイソンを平気で観ていたから心強かった。お化けより怖いもんは人間なんや、これは作りもんやからと教えてくれた。

おかげで映画は人間が趣向を凝らして作ったものなんだと思えるようになっている。いや当たり前だけれど、実は未だに怖がりで作り手の思う壺、つまりはよい観客なのですが、その言葉を思い出して「映画」を楽しむことができている。感謝なのです。
名画「ベンハー」「十戒」「ポセイドンアドベンチャー」「アルカトラズからの脱出」などはじーちゃんがジブリと一緒に何回も観せてくれた記憶があり、これにも感謝しておりますラブ


話が逸れましたが他にも「父と暮せば」「バッファロー'66」「カイロタイム」「ラストベガス」「ブルースブラザーズ」「グレースオブモナコ」など一気に観たから、だんだん聞き取れる英語が増えてきて、リピートなんかしてみたりして、自然な英語フレーズが身についたような気がしちゃうほど照れ毎日したら効果すごいだろうなぁ。