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夏になると観てしまう映画、「菊次郎の夏」と「となりのトトロ」。

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私の中の「夏」はたぶんすべて、久石譲さんの旋律でできている。(「ぼくのなつやすみ」というテレビゲームも加えたい)

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summer、あの夏へ、風のとおり道、サイレント・ラヴ…などなど、どの曲も聴くだけで遠い夏へと旅することができます。

菊次郎の劇中では、テーマ曲のsummerが様々なアレンジで登場人物の感情に寄り添っている。ファンタジーかと思いきや物語はだんだん現実味を帯びてきて、それでも夏という季節とsummerの旋律が助けてくれる。

トトロの後半は夏休み。蚊帳の中で眠ったり、おばあちゃんの畑で採れたてのキュウリをかじったり、そして里山の夏の夕暮れの色。子供のころの夏を思い出します。 

そういえばトトロを探しに行って遭難しかけた痛い思い出もあります。大人になった今も、まぁその辺にいるだろうと普通に思ってる。そんな大人はたくさんいるんじゃないかなぁ。宮崎駿監督はすごいです。

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キラキラギラギラした、なのにどうして切ない夏。音楽になる夏。7月が終わってほしくない。