20年前、せっせとお小遣いを貯めて買った本多俊之さんの「サックスホリック」というアルバム。
「竜馬におまかせ！」で使われていた「OCEAN WIND」という曲が大すきだった。ベースラインを全部歌えるようになるくらいヘビーローテションしていた。
三谷幸喜さん脚本で、ダウンタウンの浜ちゃんが大阪弁の竜馬を演じていて、俳優陣も伊東四朗さん、緒川たまきさん、反町隆史さんとか、豪華だったなぁ。
おもしろいだけじゃなくて、洒落が効いていて、後半ではジャズとか演奏しちゃって、でも泣かせるところは泣かせてくれて、本当に大切なドラマでした。
お話のオープニングや大団円の場面で流れてくるOCEAN WINDが、歴史が大きく動いたまさにその幕末の時代ように壮大で、そこに生きる人々の一途さを表すように切なくて、お話に奥行きが生まれるメロディーだった。
あれから20年、本多さんのツイッターを拝見したり、精力的に開催されているライブに行こうと思えば行けるくらい大人になっただなんて、あの頃の自分が聞いたらびっくり仰天だろう。とても不思議だ。
でも、まだもったいなくて行けないんです、ライブ。行ける時に行くべきだということは分かってる。そろそろいいかなぁ。
いいですか？10代の自分。
