雲の中にいる

大すきな人たちと大すきな曲を奏でられる。これは奇跡で、私はしあわせ者だ。

美しくハモり、あなたを愛し受け入れる。楽器があれば、できる。

歌の歌詞にもあるように、伝えたいなぁ、叫びたいなぁといつも思う。でもうまく言えないどうしても。認めざるをえない口下手である。

その音いいやん、そのフレーズ最高やん。いつもありがとう、いつもごめん。
うまく言えなくてごめん。ほんとは心から言いたいのに棒読みでごめん。
表現できなくて怒ってごめん。ほんとは思っていないのにそんなこと。
甘えてごめん。わかったフリをしてごめん。

いつももどかしい。

だから楽器があれば。そのためにはもっともっと心を磨き、いらないものを削ぎ落とす。


そして、頭の片隅で恐れていた日がやってくる。くめちゃん、あなたでなければだめなんだよ。言えないんだけど。まだ泣けないんだけど。解散とかじゃないけど。大阪なんて隣だから実感もわかないし、元気でいればいつでも会える。それでいいの。

もっともっとアイラブユーと言いたくて、今日もピアノを奏でている。

春よ来るな。