京都で一緒に音楽をしていたMちゃんは今、はるか東の川崎に住んでいる。久しぶりの再会だった。
「あなたは勝手に(特に男の人に)キラキラフィルターをかけて、ちがったらすぐにシャッターを下ろす、そこがあかんねん」
と、忘れられない指摘をくれた。的確な助言をくれて、ほんまに感謝しているの。
Mちゃんは、都会のど真ん中の夜景の見えるレストランを予約してくれていた。ただし、一ヶ月後の、その日を。
お店の人と三人で爆笑した。
お仕事の片手間、それこそ片手片目でスマホを操作してくれたんだから、仕方ない!
「また来月もお待ちしてますね」
突然のことだったのに、柔軟にコースメニューを組み立ててくれた店員さんにも惚れてまう。。
ふたりとも根っこは変わらないけど、お互いに少しずつ変化してて、お互いが気づいていて。懐かしさの中に小さな驚きと感動が続いていく会話はとても楽しくて、美味しいお酒が飲めました。
潔い都会。背筋がシャンとする。Mちゃん、日々シャンと暮らしているんだな。たくさんの人と出会って別れて、眠らない街で生きている。
お店を出てから、共通の仲間にも電話した。みーんな電話に出てくれて、懐かしい声に酔ったなぁ。京都で集まる日がたのしみ。