ラグタイムクラシックス「馬借の夜」
2Strings& 無事終了!

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課題だった難曲、ギリギリまで苦しんだけれどやってよかった。お客さんからは「ピアノがロックしとったよ!」とお褒め?いただいた爆笑やるしかないぜ!という状態で覚悟が音に出たのかな、だとしたらうれしいなぁ。

この日はなかなか弾けないグランドピアノ、弾かせていただきました。思うように音を出すのが難しいけれど、意識することを忘れないためにも、できることなら時々触れたい。


共演のJewelさんは70年代の曲を中心に演奏されている、ボーカル・ピアノ・ギターのアコースティックトリオ。
太くてセクシーな歌声にシビれた…。アレンジも素敵で、サイモン&ガーファンクルのスカボロフェアは、ギター山内さんのコーラスと、繰り返される氷のようなシンセの音色が効いていてトランスしてしまった。



夜ごはん。ボルガライスが有名な「ヨコガワ分店」さんのオムライス。

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↓ お店のロゴは、マスターが看板屋さんと一緒に細部にまでこだわって作られた「ザ・ヨコガワフォント」。
いい!

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お会計の時、コンビニの場所を聞いたら、なななんと最寄のお店まで車で送ってくれたお母さん!!歩いたら遠いからって言って…優しい…こういうのが旅の思い出になるんです…



お世話になった旅館は「あかし」さん。
静かなる番犬すずちゃんが出迎えてくれる。
女将さんはよくお話しになるほがらかな方、色々と気を回してくださってうれしかった。
私が泊まった館は(たまたま)ほぼ貸切状態で、好きに使ってもらったらいいから~と!わーい照れ

それにしても、この辺りの人々が使う「なんもなんも」(おそらく「いいのいいの!どういたしまして」の意)という方言が、あったかーい。



…と、このように、人情に触れた旅だったのでした星空




次の日は地元のお友達に案内してもらい、日本一の和紙の産地・今立へ。
手漉き越前和紙「やなせ和紙」さんの工房を見学させていただき、柳瀬社長に手漉き和紙の工程や現状など貴重なお話を聞かせていただきました。
社長はボーカルもされているそうな!
焼物の里であり、和紙の里であり、刃物の里であり、眼鏡の里でもあるクリエイティブな土地・丹南。音楽家・芸術家がひしめきあっているおねがい

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ここは保存会を作らなければ存続できないような状態ではない、和紙づくりの文化があたりまえにある、ということが素晴らしいのだと思うな…。

なんと!やなせ和紙さんでは、ジブリ美術館からお声がかかり、トトロのまっくろくろすけの和紙シールも制作されていますラブ
ジブリ美術館のショップでしか手に入らないそう。行かなくちゃ。



お昼ごはんは「ゆいまーる」さん。
居心地がよい…雀も集うわけです。

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さぁラストは花筺公園で建築のお勉強。

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公園内の能楽堂で2年に一度行われている薪能。ここ8年ほどは野村万作・萬斎さんが公演に来られていると!すごい!来年の8月、観に来なくちゃ。



文化を受け継ぐ・育む、どちらも太くシッカリと見える力強いまち・武生でした。