フィクションだとわかっているのに、どうしてこんなに引き込まれるんだろう。
作家さんというのはすごい。
さっき読んだ物語の世界からなかなか戻って来られない。
冒頭からほんの数ページ進んだだけだというのに。

主人公に痛いほど共感できるし、
登場人物の感情も、たぶん現実でもそのとおりなんだろうなと納得できる。
とても説得力があります。
どうしよう。
ほんとうだったら、現実のわたしの周りもこうだったら、
あのひとが、その人が、同じように考えていたら。
感動の涙ではなく絶望の涙。
誰か、これは作り物だと言って~~。

ダメダメ、物語だと割り切って楽しまなくては。
わたしには、ほんとうにそうか?という問いかけ脳が欠如している。

小説のなかの人々はとても感受性が豊かで理屈っぽく、ドロドロでリアル。
自分もドロドロを持ち合わせているから一緒に苦しむ。
あんたら、ちょっと考え過ぎなんじゃないのと思うところもある。

みんなそうなのかな、
考えたければ、悩みたければ、いくらでもグルグル悩めるんだ。
そう、悩むから悩みになる。
いつも、
シンプルで純粋な自分と、グルグル理屈っぽい自分の間で揺れている。
どっちも自分だけど、自分が好きなほうの自分でいたいと思う。

こんなことを考えていたらつづきが読みたくなってきました。
でももう寝なくちゃいけないので、これを書いたら目を閉じます。
今夜の夢はほぼ決定、と言いつつ
まったく関係のない夢をみるんだろう。
夢とはいつもそういうもの。












すてきなコンピューターがやってきたのでついついBlogを書いてしまう日々。
いつまで続くかにゃ~~ねこへび