林に西日が射して
木の幹のところどころが燃えているように赤い。
山里でよく見かける
里と山のあいだのこんな林は、あちらの世界への入り口…

実はわたしはこういう林が怖いです。
特に夕暮れ時

なぜ?
子供のころ裏林の方から鈴の音が聞こえて(聞こえる気がして)、あれは狐の嫁入りやで、はっはっは。と平然としているおばぁちゃんの言葉を今も信じているからだろうか。
子供のころ黒澤明の「ゆめ」を観て日本の幻想的風景がトラウマになってしまったからか。
山は神(人がはいれぬ自然の世界)と本能が教えてくれているのか。
ナウシカを気取るつもりじゃないけれど、山を向くと風が見えたからか。
林の近くにはとても古くて貴重な火の見やぐらがあります。
猫もいます。







