さっきみた夢は大きな洋館が舞台でした。三階建で立派な螺旋階段がいくつかあって、幽霊が住んでいる。
彼らは普通に目に見えるし、生きてる人のように存在してるんだけど、なぜか幽霊だとわかる。
一階はホール。
わたしはそこのグランドピアノのところで何かを待っている。すると、現実にいる男性がやってきて銀色のストラップをプレゼントしてくれる。三階の部屋にいるので困ったら訪ねてね、みたいなことを言われて別れる。
三階への道中、ふと目に入ったひとつのドアがどうしても気になって開ける。と、何年も会ってない幼馴染がいる。目が会うが、彼女は無表情でお互い何も話さず会釈しただけ。
二階の踊り場で三人の男性の幽霊が
ベンチに腰掛けている。「あなたたちも幽霊なんでしょう?」と聞くが返事は無い。
螺旋階段に手をかけたら目が覚めた。結局、三階にはたどり着けませんでした。
夢の雰囲気を言葉にするのはむずかしいものです。あの独特の空気感はなんだろう。
怖かった夢を人に話してみると、
あれ?何が怖かったんだろ?
と感じることもしばしば。でも怖いのはストーリーじゃなくて雰囲気なんだろう。
楽しい夢も、どこか怖い。
普段は押し込めている
自分の汚いところや恐ろしいところが客観的に見えてしまうからだろうか。
自分が怖いんだろうか。
怖がらずに、自分のそういうところとも向き合わなくちゃいけないんだろうな




