コンピュータサービス技能評価試験
表計算2級 課題2 関数式による 表の完成
設問3
シート「とりまとめ表」の次に示す箇所を、
以下の指示及び順序に従い、関数を用いて求めなさい。
(1)「タイトル名」を求める
参照するのは、「商品情報一覧表」リスト
求めるシート「とりまとめ表」の状況は
セルB8 の予約コードから 「商品コード」だけを取り出すには
最初にあった <各シートの概要>
セル B8 の中の文字列の「右3桁」を求める
次は、求めた3桁も文字列を 数値に変更する
今までで、求めた 3桁の数値を、検索値とした
VLOOKUP 関数 を 作成する
VLOOKUP 関数の第3引数(=列番号)は、
求める「タイトル名」は、「商品情報一覧表」リストの2列目なので 「2」
ここまで、検討出来たら
1.セル C8 セルを クリック・選択
2.fx (関数の挿入) をクリック
3.[関数の挿入]で、VLOOKUP を 選択
[ OK ] クリック
4.[関数の引数]
「検索値」欄に、カーソルのあることを確認し
「名前ボックス」の「VLOOKUP」の右端の ▼ を クリックする
5.メニュー「最近使用した関数名」が、表示される
表示された一覧に RIGHT が、あれば、クリック・選択
無い場合は、一番下にある「その他の関数」を クリック・選択
6.「その他の関数」を クリックした場合
下図のように、数式バー内には VLOOKUP とあるが
[関数の挿入]ダイアログが、表示される
RIGHT を 選択し、[ OK ] クリック
7.[関数の引数] RIGHT に、変化する
数式バーには、VLOOKUP の中に RIGHT が、入っていることが確認できる
8.「文字列」欄に、カーソルがあることを確認
セル B8 を クリックする
[Tab]キーで、「文字数」欄に カーソルを移動
「3」を 入力する
ここで、数式内 VLOOKUP の文字列内を クリックする
マウスポインタは、自動的に I に 変化する
9.[関数の引数]は、VLOOKUP に、変化する
注意 「検査値」の右端を確認すると "785" となっている これは、文字列という意味
正解では、VALUE 関数を使用しているが、実社会では、「1」を掛けることで、数値にする
10.「検査値」欄内 RIGHT(B8,3) の後ろへ *1 と 入力する
すると 右側が、785 と 表示される
11.「範囲」欄は、最初に設定した 「名前」を使用する
参照するのは、「商品情報一覧表」リストなので
使用する「名前」は、「商品」
「範囲」欄に、「商品」と 入力する
上図のように、右側には 範囲の値が表示される
表示されない場合は、「名前の定義」 が 出来ていない
12.「列番号」欄には、「2」を入力
「検索方法」欄には、「0」(=完全一致)を 入力
※ 「FALSE」と 習うかもしれませんが、実社会では、「0」が 普通
もちろん 正解として扱われます
この設問での 覚えて欲しい内容は
文字列の関数 ・ LEFT ・ MID ・ RIGHT
などで、求めた数字は、文字列になる
参 考 : [関数の挿入]で、文字列関数だけを表示する
VALUE 関数を使い 数値 に 変換する
または、1 を 掛けることで、数値にする *1 (必ず半角)
範囲では、「名前の定義」で 設定した「名前」を使用する
VLOOKUP HLOOKUP などでの「検索方法」欄は
FALSE = 0 TRUE = 1 で、代用することが多い
で
今回の終わりとしては
セル C8 には、=VLOOKUP(RIGHT(B8,3)*1,商品,2,1)
これで、解答しても 良いのですが
実は、まだ あるのです 次回 詳しく 書きます
この数式で、オートフィルしても 間違いでは、ありません