コンピュータサービス技能評価試験

2級 課題1 で、戸惑うのが、

条件付き書式設定

ポイント

 数式を使用する場合は、セル参照を どのようにするか

 セル参照

  ・ 絶対参照     例 $A$1

  ・ 複合参照 行固定 例 A$1

  ・ 複合参照 列固定 例 $A1

  ・ 相対参照     例 A1

参考1

 

 ① 勤務時間の合計の中で、値が最大のセル = フォントを 青色

 ② 勤務時間の合計の中で、値が最小のセル = フォントを 赤色

 

条件付き書式設定の基本

 1.書式を設定するセル・セル範囲を選択する

 2.条件を設定する

 3.書式を設定する

 

 今回の場合 書式を設定するのは、「勤務時間の合計」のセル範囲

 K10:K17 

 条件

 最大のセルなので、MAX関数 を 利用することは、思い付くと思う

 自分が、関数の数式に自信のある方は

 条件付き書式で、直接入力すれば良いのですが

 まだ、ちょっと不安のある方は

 一度 セルに設定してみて、検証すると良い

 今回の場合は

 M列が、空いているので

 M10 セルを 選択

 fx(関数の挿入)を クリック

  

 [関数の挿入]で、MAX を 選択

 [ OK ] クリック

  

 引数欄には、「合計」のセル範囲 K10:K17

  

とりあえず このまま [ OK ] クリック

 この状態は、相対参照 =MAX(K10:K17)

 この状態の数式を下へオートフィルしてみる

     

  最大値が、違っている

  違っているセルをクリックし、数式バーで数式を確認する

  M15セルの場合

   

  =MAX(K15:K22) と セル範囲が、変化してしまっています

  こうなっては、困る場合に セル参照を 絶対参照または複合参照にする

  今回の場合は、絶対参照にするか 複合参照の行を固定する

  何故なら 今回の場合は、列は変化しないので、固定しようがしまいが関係ない

  なので、M10 セルの数式内のセル範囲を 絶対参照にして、下へオートフィルする

  =MAX($K$10:$K$17)

  

  このセルの値とK列の値が、同じ場合に 書式設定を発動する

  それが、条件付き書式設定

 実際に、設定する場合

 今検証した一番上の M10 セルの数式をコピーする

  ※ すべて同じですが

 いろいろな方法がありますが

 一番良く使うのは、一番下の「数式を使用して、書式設定するセルを決定

 

 

 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択した場合

 下に 「次の数式を満たす場合に値を書式設定」という欄が表示される

 その欄内に、先ほどコピーした数式を貼り付ける

  

  その後ろへ直接入力で、「=K10」と入力する

  [ 書式 ] クリック

  

 [セルの書式設定] が、表示されるので

  [フォント] タブ

   色 で、青色を選択する

  

  [ OK ] クリックすると [新しい書式ルール]に戻る

  

  [ OK ] クリックすると 

  

 これは、見た目で分かります

 「49」のセル K14 のフォントが、青色に変化している

 

 もう一つの 最小に関しては、MAX 関数が、MIN 関数に代わり

 書式のフォント色が、赤色になるだけ

 

しかし 実際に 試験に出題されるケースは

もう少し 複雑で、表が2つで参照する「合計」のセル範囲が2か所

その2か所の「合計」の中で、最大値 そして 最小値に 書式を設定する