ここに、リンクを貼りました
今回は、
表計算 2級
試験の概要
課題1 装飾・編集
与えられたデータをもとに、
数式修正、装飾、書式の貼付け、条件付き書式の設定を行う
課題2 関数式による表の完成
与えられたデータをもとに、名前定義、表示設定、関数設定を行う
課題3 データ処理 与えられたデータをもとに、抽出、集計を行う
課題4 グラフ作成
与えられたデータをもとに、複数範囲選択により、1種類のグラフを作成する
試験時間 60分
点数配分 各課題 25点
減点方式
得点合計 70点以上で、合格
注 意 事 項
「受験番号」、「ファイル名」は、全角
「氏名」は、全角ひらがな
Microsoft Excel 2016 以降の場合
既定のフォントを「游ゴシック」から「MSPゴシック」に 変更する
解答ファイルが、保存されていなかったり
大きな仕様誤り等のために 所定の採点が、行えない場合
不合格相当の減点 と なることがある
問題文は、同じです
ただ、提供されるデータファイルの内容が、違う程度 です
毎回書きますが
提供ファイルを開いたら、受験番号・氏名を 指示されるセルへ 入力したら
「名前を付けて保存」で、指定の名前で 指定の場所へ 保存する
A1 に 受験番号は、ハイフンを入れて 全角
A2 に 氏名は、全角ひらがな 姓と名を続けて入力
フォルダ「解答」へ 「課題1PR」(全角)のファイル名
※ 1PR(全角) が、1PR(半角)に なりやすいので 注 意 !
設問3 表題の作成
図形の挿入
挿入した図形の「塗りつぶし」「枠線」の設定
テキストの追加・編集
慣れること いろいろな図形・テキストの配置など
設問4
この試験では、いつもあるようです
セル範囲を コピーして 「行/列の入れ替え」で 貼り付け
数式の修正 「構成比」 参照セルの検証
設問5 設問2にあるように、文字の配置及び罫線の設定を行う
文字の配置
条件付き書式設定
この問題で、つまずく人が多い
苦手な人は、「条件付き書式設定」だけ飛ばして、次に 進んでも 合格できます
無理と思う問題で、時間を使い
出来る問題に、手が付けられないほうが もったいない
ちょっとだけ
この問題の場合 いきなり「条件付き書式設定」を設定しようとしても
数式が、複雑になるので 難しいと思う
あくまでも 私の場合
「商品名ごとの「合計」が、10の位を四捨五入」
この数式を シートの空いているセルに作成してみる
一番良いのは、10行目のセル (例:L10)
ここへ数式を設定する =ROUND(I10,-2)
そして、下へ(L16まで)オートフィルしてみる
そうすると 3,000以上は、11・14・16行目と わかる
つまり 条件付き書式設定が、正しい場合
B11・B14・B16 のフォントが 変化する
では、設定を行う
1.L10の数式「=ROUND(I10,-2)」をコピーする
2.セル範囲 B10:B16 を 選択
3.「条件付き書式 ∨」クリック
「新しいルール」クリック
4.「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリック
5.「次の数式を満たす場合に値を書式設定」欄に、
先ほどコピーした数式を貼り付ける
6.数式が入ったら、後ろへ 「>=3000」と 入力
[書式]をクリック
7.[セルの書式設定]ダイアログ [フォント]タブ
オレンジ色系、太字、斜体
8.[OK]クリック
9.結果を確認する
正しかったので、先に数式を設定したセル範囲 L10:L16 を削除する
セル範囲 C17:H17 の方は
「合計」の値が、2番目に小さい値と同じ を 書式設定するので
2番目に小さい値を求める数式を 空いているセルに設定する
例えば L17 セルに 設定する
=SMALL(C17:H17,2)
ここで、問題です
今回は、そのまま 条件付き書式設定には、使えない
数式内のセル範囲を 列固定する必要がある
この表だけの設定ならば、絶対参照 で、良いのですが
この表の書式設定を 下の表へ
「書式の貼付け」をしなさい と の指示がある
そのため 絶対参照 (=SMALL($C$17:$H$17,2))では なく
列固定参照 (=SMALL($C17:$H17,2))
このような検討を じっくり出来るようになってほしい
設問6 次の指示に従い 表の装飾を行いなさい
「書式の貼付け」
セル範囲 B8:J17 を ドッグ
セル範囲 B19:J28 を ドッグ
残りは、列・行の設定
提供されるデータファイルにより
<各シートの概要> が、変化します
「課題2」は、ここの内容が、非常に 重要です
ここを 理解しないと 関数を組み立てることが出来ません
ここでは、関数を組み立てられるかを試験されるのです
まずは、コードの文字列から 必要とするそれぞれのコード(文字列)を取り出す
文字列関数 LEFT・MID・RIGHT・VALUE など
取り出したコードを使い目的のものを抽出する
VLOOKUP・HLOOKUP・CHOOSE など
これらが出来ないと 先に進めません
設問1 毎回同じ 受験番号・氏名の入力
ただし 「課題2」では、入力するシートが複数あります
入力するシートを間違えないように
いつも通り 入力したら、名前を付けて保存する(設問5)
「解答」フォルダへ 「課題2PR」(全角)のファイル名
設問2 名前の定義
関数を設定するうえでは、知っておいた方が良い「機能」?
「名前」を使用すると セル範囲の固定を考えずに使え
セル範囲のように長くならないので、数式がすっきりする
設問3 関数の設定
設問4 表示形式の設定
設問5 最後に、上書き保存する
この 課題3 が 意外と他の表計算試験には、無い問題です
すごく役に立つ Excel の 機能
抽出
並べ替え
集計
これは、説明すると長くなるので、別の機会に 何回かに分けて
課題4 グラフ作成
3級と違い 2級では、データの選択が、ちょっと難しくなる
作成するグラフも いろいろなパターンが、出題される可能性がある
バブル・ドーナツ・棒+折れ線・3Dの棒グラフなど
まずは、データの選択を慎重に行う
これを間違えたら、もうどうしようもない
グラフの編集では
グラフ選択時に 表示される2つのタブ
[グラフのデザイン]・[書式]タブを有効に使う
そして
右端には[書式設定]を表示させ、設定する
設問4 ページ設定
表計算というか Excel のページ設定は、Word とは、違う
・ 印刷範囲の設定
・ 余白の設定 上下左右
※ 配置 ページの中央
・ ヘッダー/フッター の 設定