情報処理技能検定試験(表計算) 準1級
1.<出力形式1>のような輸入品原価計算表を作成する
2.輸入額=原価($)×輸入数×為替相場 (整数未満切り捨て)
手数料=輸入額×5.8% (整数未満切り上げ)
原価=(輸入額+手数料)÷輸入数 (10位未満切り捨て)
1.F3 セルをクリック
2.(整数未満切り捨て) なので、ROUNDDOWN 関数を設定します
fx (関数の挿入) を クリック
ROUNDDOWN を 選択し [関数の引数]を表示
「数値」欄
原価($)の C3 を クリック
* (アスタリスク)を 入力
輸入数の D3 を クリック
* (アスタリスク)を 入力
為替相場の E3 を クリック
「桁数」欄
整数にするので、0
3.G3 セルをクリック
4.(整数未満切り上げ) なので、ROUNDUP 関数を使う
ROUNDUP の [関数の引数]を表示
「数値」欄
輸入額の F3 を クリック
* (アスタリスク)を 入力
5.8% と 入力
「桁数」欄
整数にするので、0
5.H3 セルを クリック
6.(10位未満切り捨て) なので、ROUNDDOWN 関数
ROUNDDOWN の [関数の引数]を表示
「数値」欄
( を 入力
輸入額の F3 を クリック
+ (プラス)を 入力
手数料の G3 を クリック
) を 入力
/ を 入力
輸入数の D3 を クリック
「桁数」欄
10位未満切り捨て なので、-1
7.F3:H3 セル範囲を 選択
, (桁区切りスタイル) を クリックする
8.そのまま セル範囲の右下へ マウスカーソルを移動
形が、+ になったら Wクリックする
3.合計を求める
1.B8 セルに、「合計」と入力する
これも 見出しなので、中央揃え
参考に、D8 ・ F8 ・ G8 セルに、SUM関数を設定する
検定のポイント
表題や見出し、名前などの文字間隔は
<出力形式> の 通りでなくても 減点には、なりません
<出力形式> の項目位置と
<入力データ> の 項目数・位置は、違う場合が多いので
間違った位置に 入力しないように 注意が必要
「合計」の文字間隔は、<出力形式> の 通りでなくても 減点には、なりません
<出力形式1>・<出力形式2> の「合計」も 忘れずに 中央揃え に する
問題文の 「--」の部分に、値を設定すると 減点になります
文字列「--」(ハイフンなど)は、入力する必要はありません
算術演算子(四則演算子)は、確実に覚える
[関数の挿入]で、素早く関数を選択するには
「関数名」欄内に、素早く2文字以上入力する
関数の頭から 2文字が同じである最初の関数が選択され、早く目的の関数を探し出すことが出来る
比較演算子を 覚える
関数で条件を設定する時 「以上」・「以下」などを記号で表します
※ 「設定例」の 「C3」セルは、任意のセル番地です
「参照し、求める」 と 指示されている場合
IF 関数以外の関数を 使用しても良い
ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN 関数の 「桁数」
※ 0 を 入れると 小数第1位を 処理して、整数にする
オートSUM機能で、出来る関数は、
関数ダイアログボックスを 使わなくても 設定が出来ます
合 計 : SUM(範囲)
平 均 : AVERAGE(範囲)
カウント : COUNT(範囲)
最 大 : MAX(範囲)
最 小 : MIN(範囲)
表の作成位置は問いません
表検索するテーブルの作成位置は問いません
表検索するテーブルの表題、見出しや罫線が無くても 減点になりません
「切り捨て」で、使う関数に、INT 関数 というものがあります
INT関数 ・・・ 指定した数値の小数部を 切り捨てて 整数にする
INT 関数と ROUNDDOWN 関数の違い
数値が、負の値であるときに 違いが生じます
例えば、-1.2 という数値を
INT 関数で、処理すると -2 に なります
元の値より 小さい整数値にする
ROUNDDOWN 関数では、 -1 と なります
元の値より 0 に 近い数値にする