4.割引率は、<割引率表> を 参照し求める
  % の小数第1位までの表示とする
  割引額 = 貸出料金 × 割引率(整数未満切り上げ)
  請求額 = 貸出料金 - 割引額

<割引率表> の 検証から

  

この試験の場合 このような書き方なので

慣れれば、何のことはないのですが

初見 では、何だ?! って 思うかもしれません

しかし

条件を よく見ると 3つに分かれているだけなのです

このように、3分岐の場合

いろいろな方法がありますが

3つ程度ならば、IF 関数を 重ねて使用するパターンが、早いでしょう

おそらく この問題の狙いも 関数を重ねて使う 

ネスト」=「入れ子」 を 知っているか の問題のように思います

もう少し 上の級になると 別の関数を使うパターンも出てくると思います

おそらく その場合は、分岐の数がもっと多いと思います

まぁ とりあえず このような 3分岐の場合

IF 関数で、まず

一番上の条件から

「日数」 E3 セルが、14以上 という条件

 E3>=14

「値が真の場合」欄は、8.6% または、0.086 どっちでも構いません

 

ここまでの IF 関数は、14以上なら 8.6% 

それ以外は、~ 

こうなっています

つまり、14未満の数値の条件を 今から設定するのです

 

 

「値が偽の場合」欄の中に

IF 関数を設定するのです

IF 関数で、11以上という条件を作製すれば

それは、14未満の中で、11以上という条件になります

そして その IF 関数の「値が偽の場合」は、

11以上ではない つまり 11未満

 

理屈は、理解できましたでしょうか?

では、どうやって ネスト(入れ子)を行うか

先ほどの [関数に引数]の状態

値が偽の場合」欄内に、カーソルがある

右上にある 「名前ボックス」を見てください

今設定している関数名「 IF 」になっているはず

その右にある を クリックする

  

最近使った関数が、表示されます

一番上に、 IF があるので クリックします

 

すると [関数の引数]が 変化します

一見 元に戻ってしまったかのように

まっさらな IF 関数の[関数の引数]になりました

しかし、数式バーを見てください

IF 関数の中に、IF 関数が、あります

 

 

後は、普通の IF 関数と同じように

 「論理式」欄に、E3>=11

 「値が真の場合」欄に、6.4% または、0.064 どっちでも構いません

 「値が偽の場合」欄に、4.2% または、0.042 どっちでも構いません

 ※ [関数の引数]の右側には、% で、入力しても 小数点で、表示されます

  

[ OK ] クリック

すると 

そのまま、0.064 と 表示される と 思います

ので

「数値」グループにある  パーセントスタイルアイコンを クリックする

  

 %の小数第1位までの表示

 なので、「数値」グループにある

  (小数点以下の表示桁数を増やす) アイコン を クリックする

  

割引額 = 貸出料金 × 割引率(整数未満切り上げ)

次は、J3 セル

「整数未満切り上げ」 と ある

この書き方は、表示ではなく

関数で 値自体を変化させる

切り上げなので

ROUNDUP 関数

「数値」欄には、H3*I3

「桁数」欄には、0  ※ 整数なので

 

このように ROUND・ROUNDDOWN・ROUNDUP関数は、この試験の場合良く出る

請求額 = 貸出料金 - 割引額

単純な引き算

=H3-J3

 

ここまでの状況

3行目だけの設定でした

3桁ごとにコンマを付ける必要があるので

F3 ・ G3 ・ H3 ・ J3 ・ K3 セルを選択し

「数値」グループにある

(桁区切りスタイル) アイコン を クリックする

 

セル範囲 F3:K3 を 選択

選択したセル範囲の右下へマウスカーソルを 合わせ

形が、 になったら W クリックする