2022.1.9
富士イチ
(富士山一周ロングライド)
富士イチとは
富士山山麓を周回する通称「富士一(フジイチ)」と呼ばれるこのコースは、アップダウンが激しい事で有名です。距離は120kmありますが、そのぶん走り終えたときの達成感も大きいと言えるでしょう。日帰りでも走破可能ですが、途中で1泊してゆっくり一周するのもおすすめです。
今回のライドは前日に前乗り
ライド前日に泊まったABホテルは朝食付きで
4200円!優しい値段でした。
この日は中々寝付けず、2時就寝6時起床...。
朝食次第で1日のコンディションが決まります。
ロングライドの朝食で野菜を摂るのはNG!
繊維系の食べ物は消化するだけでエネルギーを消費してしまいます。
スタートは富士市 ABホテル
当時の気温はスタート時(9:20)の時点で6度。
昼過ぎには14度まで上がるので服装にはかなり気を遣いました。
ここから120kmの旅が始まります。
仲間と拳を合わせてスタート!
スタート地点から約10kmの市街地区間はとても交通量が多く、予定通りのペースで走れませんでした。グループライドする場合は危ないので注意が必要です。 この先しばらく勾配1.0〜2.4%の緩やかな登りが続きます。
15km地点 富士宮市
スタートから約15km走った地点で本格的な登りが始まります。この先のコースでは終盤まで勾配0%の平坦が山中湖しかありません。
富士宮市は高い建物が少なく富士山がとても綺麗に見えました!
21km地点 富士ミルクランド
本日一回目の休憩は富士ミルクランド。
アイスクリームがとても濃くて独特な味をしていました。(さけるチーズみたいな...)
隣の牧場には羊やヤギ、ロバがいました。
元気なロバと写真を撮りたかったけど怖くて断念
富士ミルクランドからしばらく走ると、交通量の少ない山道をひたすら走ります。ここも地味にキツかった涙
27km地点 朝霧高原
朝霧高原を登りきりました。標高900mと序盤からキツかったです...。
スタート地点から雲が近くなったような気がします。
47km地点 鳴沢太田和
2回目の休憩で軽食。
パスタを食べ出す仲間
自転車は消費カロリーが高いので補給しながら走らないとすぐに動けなくなってしまいます。
最悪な場合ハンガーノックにも...
(エネルギーが不足し全く動けなくなる症状)
※余談
自分はレーシングのときに、砂糖で甘く炊いたお米にチョコレートを入れた激甘おにぎりを補給食で食べていました。ゼリーに頼らずに固形物を咀嚼するだけでも本能的な活力が湧くそうです。
65km地点 山中湖
ワカサギ釣りで有名な山中湖。
千円札の富士山と山中湖を撮影できるスポットは反対岸なのでスルー。今度は山中湖付近のコテージを借りてのんびりキャンプしたい。
70km地点 籠坂峠
疲れ出した体に牙を抜く籠坂峠。
この先の下では道が所々凍結していてかなり危険でした。気温も4度まで下がりました。
この辺から膝の痛みが出始めます。
少年に助けてもらった
籠坂峠を下り小さな町に到着。
御殿場市へ行く道が自転車走行禁止になっていて
ルートを悩んでいた所、町の中学生に遭遇。
ロードバイクに興味津々な少年で、その子が
御殿場へ繋がる道まで案内してくれました。
旅で人に出会う度に思います。
名前を聞いておけば良かったと。
少年よ本当にありがとう!
95km地点 最後の関門 越前岳
最終関門の越前岳です。
寒くてキツくて泣きそうでした。
最大斜度11%でとても終盤に走れる場所では
ありません。脚が売り切れた仲間を押しながら頂上にある富士サファリパークを目指してヒルクライム。
この近辺はコンビニが無いので要注意です。
海と富士市
越前岳を越え10kmの長い下りを下る途中でゴールの富士市と海が見えました。
この時に過去の辛い事を思い出すと不意に泣けてきました。
心と体が繋がってる事を実感します。
ゴールを目指して仲間と共に最後の一踏ん張り。
120km地点 ゴール
ゴール後は仲間とハイタッチ。
仲間に何度も助けられました。
今回のライドは高原を2本越え、平坦道が1箇所しかないライドだったのでハードでした。
このコースは、弱虫ペダルのインターハイコースやオリンピックのコースにもなっているので走れてよかったです!
次の旅は東京、若狭
旅はまだまだ続きます
この先、中学の記憶を辿る為に東京の旅と若狭の旅をします。常識を疑わずに流れながら生きていた中学生時代と今では、見る景色は同じでも感じ方が違うはずです。
これからも仲間と共に日本中を旅します!














