市販のカラー剤と美容室のカラー剤は何が違うのか?
薬剤の基本成分も髪を染めるメカニズムも同じです。
ただ基本成分の 質 と 配合 が違います。
成分の質の違いと言うのは
例えれば 同じ牛肉でも
スーパーの安い牛肉を使うか
A5ランクの大田原牛を使うかの違いです。
どちらも牛肉に違いはないです。
この差が薬剤そのものの 価格の差に出ます。
ですから あまりにも安い価格設定の美容室は
使ってる薬剤もビックリする位 安いはずです。
そして 配合の違い。
市販のカラーを自分でされる場合に重要なのは
簡単に出来る
きれいに染まる
髪が痛まない
と この順番だと思います。
メーカーもこの順序で商品開発します。
「おぉ!市販でもきれいに染まった。
ちょっと痛んだけど しょうがないね!」
は ありでしょうけど
「おぉ!市販だから全然染まってない!
でも痛みもないから しょうがないね!」
は なしでしょ?
染まらないカラー剤は売れない って事です。
だれでも簡単にきれいに染まる!ってのが
市販カラー剤の売り文句です。
簡単にきれいに染める為のカラー剤の配合とは
薬剤のパワー(ph、アルカリ、オキシーなど)を強く配合します。
パワーが強ければ 髪をより膨潤させ薬剤の浸透をうながし
発色をよくします。ここまでならいい事なんですが、
同時に髪に対する負担も強くなりダメージが残ってしまいます。
でもトリートメント配合だから平気!ってのも違います。
成分配合は0.1%入っていればパッケージに表示できますし
美容室でする様にカラー後のphコントロールと
後処理トリートメントをしないと
カラー時のトリートメントはすぐ髪から流れ出てしまいます。
美容室にもパワーの強い薬剤は置いてあります。
そのパワーでなければ発色しない髪の人がいるからです。
ただ ほとんどの人は そこまで強いパワーは必要ありません。
つづく。
美容室銀座ラピエスのホームページはこちら