今日の本は初読み作家さん。
鏑木 蓮 / かぶらぎ れん 、1961年生まれ。
おもにミステリ系の小説を書いていらっしゃるようです。
しかし、今日の本は怖いな。
結構、身に沁みるストーリでした、気の毒過ぎて。
主人公、死んじゃってる、殺されちゃっているのです。
性犯罪の被害者で…… 。
レイプされて、妊娠して里子へ。
人生、流転。
『転生』というタイトルから、ホラー入るのかと思ったら違う。
主人公の女性は草木染のアーティスト。
草の命の色を布に『転生』させる… 。
きれいなイメージのタイトルで、優しい気持ちになりました。
きっちり読める本。
読後、久しぶりにタメ息が出た本。
おしまい。
※ 裏庭の垣根の向こう側に咲いた花、野生のバラ。
カザリスはいろんな花が咲く。
今日更新した https://lapiefr.exblog.jp/d2020-06-02/ も、そんな花のショット。

