18日①髙村薫「リビエラを撃て上下巻」

 

再読っです、髙村薫。

(ブログUP、2013年8月5・6日)

先々週「地を這う虫」を、先週「神の火上下巻」読んで、これもあれも読み返したいと^^

(次は「マークスの山」かな。でも、これも上下巻で。。)

 

忘れていること多し。

 

上巻はIRAテロリストのスナイパー(狙撃手)暗殺事件。

時空を超えて父・子が殺される。

父はフランスで、息子は東京で。

後半は、

中国からのアメリカ・イギリス等へ流れた不正なお金を背景にした人間模様。

 

上巻、下巻との時間は23年間にも及ぶんです。

そして、キーパースンは美しきピアニスト(もちろん、男性)

 

父と子、はたまた、産まれた国・民族の血?

伝統・文化?

人は何に拘束され支配されるのかな。

…… 哀しい。

 

圧倒的なロングスパンのエンターテナー小説。

面白いです。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ 変わった配色のアイリスが花開いた。

  10cmくらいはある立派な花。

  18日②ジャーマンアイリス