再読っです、髙村薫。
(ブログUP、2013年8月5・6日)
先々週「地を這う虫」を、先週「神の火上下巻」読んで、これもあれも読み返したいと^^
(次は「マークスの山」かな。でも、これも上下巻で。。)
忘れていること多し。
上巻はIRAテロリストのスナイパー(狙撃手)暗殺事件。
時空を超えて父・子が殺される。
父はフランスで、息子は東京で。
後半は、
中国からのアメリカ・イギリス等へ流れた不正なお金を背景にした人間模様。
上巻、下巻との時間は23年間にも及ぶんです。
そして、キーパースンは美しきピアニスト(もちろん、男性)
父と子、はたまた、産まれた国・民族の血?
伝統・文化?
人は何に拘束され支配されるのかな。
…… 哀しい。
圧倒的なロングスパンのエンターテナー小説。
面白いです。
おしまい。
※ 変わった配色のアイリスが花開いた。
10cmくらいはある立派な花。

