1日①吉屋信子「底のぬけた柄杓」 Mrci Madame Y.

 

大正、昭和初期に女流文学界で活躍した作家。

吉屋信子/よしやのぶこ、1896~1973年(没77歳)。

名前を知ってはいたものの初読。

それも、俳諧の人たちを取り上げたエッセイ風読み物。

小説ではなくゴメンナサイという感じです。

 

タイトルを見ただけで、大好きな尾崎放哉だっと思いました。

 

  底が抜けた柄杓で水を飲まうとした

 

有名な放哉の句。

 

俳諧…… 、俳人…… 、独特な孤独感のある人が多いようです。

本書は10人をピックUP。

その時代背景も理解できる内容。

 

ちょっとした学習書になりました。

(俳句好きにとってはっですが^^)

 

 

おしまい。

 

 

 

 

※ ウチから一番近い映画館(25km、ランゴンという街)。

  なんと役所がある建物の1階。

  シネマ・リオ、何だか風情を感じちゃう。

  (今日の本みたいだと思った^^) 

  1日②ランゴンの映画館