24日①内田百閒「ノラや」Merci Madane Y.

 

著者が、晩年に飼っていた猫、ノラ。

その失踪後の自身と家族の日常を書いた日記風エッセイ。

(昭和32年から断続的に雑誌掲載原稿)

 

本気で可愛がっていたんですね。

 

帰らない猫を思って何度も滂沱する著者。

ここまで、明け透けに書くんだなあと少々びっくり。

猫探しに警察への依頼から、新聞やらラジオでの捜索願い。

有名人だからこその顛末。

いえ、顛末と云っても猫は戻らなかったんですが。

 

つらつらと読んでしまいました

 

内容とは外れるけれど、日本語の変わり具合も興味深かった。

「ノラや」ってタイトル。

これ、実際に猫への呼び方みたいです。

今って、「~や」なんて呼びかけなんてしない。

ふむふむ、ふむ、っでした。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※  ↓は、レストランの看板。

  店名、ル コション ボレエ/飛ぶ豚 かな?

  (変わった店名! 日本と感覚違うと思ふ)

  それと、大文字の表記が多い気がする

  今日更新の https://lapiefr.exblog.jp/d2018-08-24/ も大文字表記のワンショット。

  これは……、、、 ほんと、イタダケないけど。。

  24日②レストランの看板