著者が、晩年に飼っていた猫、ノラ。
その失踪後の自身と家族の日常を書いた日記風エッセイ。
(昭和32年から断続的に雑誌掲載原稿)
本気で可愛がっていたんですね。
帰らない猫を思って何度も滂沱する著者。
ここまで、明け透けに書くんだなあと少々びっくり。
猫探しに警察への依頼から、新聞やらラジオでの捜索願い。
有名人だからこその顛末。
いえ、顛末と云っても猫は戻らなかったんですが。
つらつらと読んでしまいました。
内容とは外れるけれど、日本語の変わり具合も興味深かった。
「ノラや」ってタイトル。
これ、実際に猫への呼び方みたいです。
今って、「~や」なんて呼びかけなんてしない。
ふむふむ、ふむ、っでした。
おしまい。
※ ↓は、レストランの看板。
店名、ル コション ボレエ/飛ぶ豚 かな?
(変わった店名! 日本と感覚違うと思ふ)
それと、大文字の表記が多い気がする。
今日更新の https://lapiefr.exblog.jp/d2018-08-24/ も大文字表記のワンショット。
これは……、、、 ほんと、イタダケないけど。。

