3日①梨木香歩「雪と珊瑚と」 Merci Madame Y.

 

読了後、グッと、考えてしまった。

本の帯に書評家である北上次郎氏の「涙がどっと溢れてくる。」

涙なんて、ちっとも溢れなかった。

 

無防備に子供を産んだ女性が主人公、名前が珊瑚。

産んだ子供が雪。

 

若気の至り風に子供を産んで、その後の1年間あまりのお話し。

(一応は妊娠中に籍は入れたけれど、子供を産んで数か月で離婚)

主人公、一生懸命だし、真面目だし、魅力的です。

でも、引っ掛る。

この引っ掛る部分は、エピソード風に登場する人物でおさえてる。

この登場人物、不幸。

ワタクシと似てるから、気の毒なってしまう。

人のことなんてどうでもいいと思えればいいのに。。

 

いや、なかなか。

真剣に読んでしまう本でした。

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

※ 産まれた翌日のカモの赤ちゃん。

  ヒヨコより大きいのねえ。

  初めて見たwnwn^^

  今日更新の https://lapiefr.exblog.jp/28226765/ も、この別カット。

  3日②鴨の赤ちゃん