歌舞伎畑から小説家に転身なさった作家さん。
だからでしょうか、この本も江戸を舞台に芝居めいた筋立て。
粋なイメージを抱かせます。
入舞いとは、出番終了で舞台から降りる直前、もう一度、舞台中央へ戻り、
派手に舞いながら舞台を去ることだそうです。
それに「老い」が冠になったタイトルだから主人公は中年以降?
お話しは、素人捕物帳ってところでしょうか。
主人公、大奥で30年を勤め上げ、リタイア後に自身の庵をもった年齢不詳の女性。
で、相方を務めるのが見習いから同心へ格上げになったばかりの26歳若侍。
このおのこが結構、可愛くって主人公、年齢不詳の庵主を愉しませるのです。
(大奥に上がる前、結婚してた模様。その亡夫に彼が似てる?)
時代娯楽小説っです。
のんびりまったり読めます。
春日局なんて名も登場したり面白い^^
肩の凝らない読書って感じかな。
おしまい。
※ 今日のランチ、またもフォー。
ラーメンのトッピングみたいな煮豚を。
この写真を撮ってたら、早くも冷やし中華なんて思い出してしまった^^
(はあ、中華麺が恋しいにゃあ)

