苦しいかったです、読むのが。
琉球王国のお話しってことで、頑張って読了。
相性が悪いみたい、この作家さんとは。
(デビュー作「バガージマヌパナス」を読んだことアリ。
同じような感想を持ちました)
沖縄の時代小説。
主人公は天才的な頭脳を持つ、女の子(一生ものです)。
龍の子なんです、彼女。
まあ、このあたりはファンタジーっぽい。
でも、全体の流れは時代小説…、どっちつかずで読みにくい。
登場人物の個性も明確ではないし、整合性が狂う場面も…。
(ファンジーだから??)
テーマはいいのに…、残念。
琉球が琉球として生きぬけるかという壮大な話しなのだもの。
ラストは日本の沖縄になるで終わる。
清(中国)、日本、イギリス、フランスまで登場させることができるのだから
もっと、もっと、面白く出来るんじゃない?
ふむっ。
おしまい。
(先週の週末いっき読みが楽しかったから今週もと思ったけれど…惨敗)
※ 土曜の夜、この地域、集中豪雨。
ニースは大したことなかったけれど、お隣の市町村では17人の死者も。
かなり厳しい災害だった模様。
アメリカとイタリアからの安否確認の電話。
ビックリして、やっとTVニュースをチェック。申し訳ないほど、お気楽で…反省。

