短編連作(全6篇)。
再読だけれど、昨日と同じブログを始める前だったのでアップ。
この本で、この作家さんのファンになりました。
ひとり息子は親戚の質屋へ奉公させ、
二人暮らしになった古道具屋夫婦が主人公。
この夫婦、欲がない。
正直者で、めっぽう面倒見がいい。
お互い、ちょっとは不満があるものの今の生活に満足。
で、おっつけ周りもシアワセにしたい。
世の中の人が、みんな、この夫婦みたいだったら平和だなあと思う。
もちろん、哀しい事件も、理不尽なこともあるけれど、
するりと過ぎて行くんですよ。
いい気分になりたいときの本です。
再読、再再読もOK。
昨日に続いて大好きな本でした。
おしまい。
※ 今日の午後、前のヤシの木に来た鳥(大きさはヒヨドリくらい)。
調べてみたけれど名前…分からず……。
空の一点を見詰めてる。
何を、見てるのかな。
この状態で、1時間余り、居たかな?
知らないうちに、居なくなってた。

