3日①藤沢周平「凶刃」  book off Paris.


お馴染み、藤沢周平。

用心棒シリーズ最終抄・4冊目。

間が抜けてるから、読まずにいたけれど我慢できず…。


いいなあ、いいなっ。

最終本は、3冊目から16年の月日が過ぎていました。


四十路の主人公、律義さ、正直さ、真っ当さは変わらず健在。

影の仕事の主人公・思い人も美しく健在(いいな、いいな)。

やっぱり、ちょっと、恋の話しもあっていい。


この恋、爽やかだわ。


四十路の恋が爽やかって、ある意味、素晴らしいですよね。

(歳を取ったら、茶飲みと友だちになるって…、そんな別れのシーンにタメ息)


ちょっと、お腹は出たけれど剣の稽古も続けており、今回も立ち回りアリ。

今回の宿敵、凶刃の手は同僚(ネタばれでスンマソン)。

最後の最後に分かるんだけれど、

始まりに、ちょいと触れられてるから想像がつきました。

でも、この本、ミステリじゃないので。


いや、愉しめました。




おしまい。






※ 笑ってください。卵焼き~。

  なんか、可愛くって写真を撮っちゃった。

  野菜・肉・パン……、日本と味が違う食材が多いなか、

  日本と同じなのもウレシイ卵ちゃんです。

  (これ、焼きそばのトッピング用に焼いたもの)

  3日②卵焼き