11日①岩井俊二「ウォーレスの人魚」  Merci Madame S.


初めての作家さん。

いえ、作家とするのは語弊が?

小説も上梓されていますが、本職は映画監督・脚本家・映像作家…。

最近(去年、そして、今年2月)は、アニメーション作品も発表。

マルチな活躍の方です。


で、本書。

嘘か真か…。

実際にいるんです、人魚が?


すっごい説得力。

とても、まことしやかに書きあげてあるのでびっくりです。

(信じちゃいそう。人間にはホモサピエンスの外に海系も…)


舞台もオーストラリア・アメリカ・中国・日本…と、広範囲。

とても、興味深かったのがコミュニケーションについて。

人間は言葉。

イルカ・鯨は?

人間より、高度な情報交換をしているかもっです。

でもって、人魚は?


ストーリー展開も早いので飽きずに読み込んでしまいます。


ちょっと、残念なのが姿。

あの、下半身が魚ってのじゃないのです。

人間と同じみたい…。


まっ、それより超娯楽大作の楽しみをくれます。




おしまい。

(表紙が残念過ぎる。もっと、いい表紙だったらいいのに)





※ この子たち、日本ではまだまだ子供の年齢(10歳くらい)。

  こっちの子って早熟だと思ふ(写真はニース・カーニバルの時の)。

  目付きなんて、色っぽいもの。

  今日の http://lapiefr.exblog.jp/ は、男の子バージョンを。

  もう、マッチョって表現がぴったり。

  11日②パレードの準備