21日②若竹七海「船上にて」 Merci Madame S.


確か、読むのは2冊目になる作家さん。

前回が、どんな本であったか忘れてしまっている。

(特徴のある作家名は記憶に)


さて、この本、短編集です。

8本の作品が収録。

初期のものを、作家ご本人が選んで1冊にまとめたと裏表紙に。


結構、悲惨なストーリーが多い。

突き落されて殺された女性の直後の混濁した意識だったり、

ストーカーが、ターゲットを襲って、逆に殺されちゃっていた話しとか。


ところが、この作家さんの文章って、何故か残酷ではないんです。

淡々と、普通。

かえって、ゆったりしているような感じさえ抱いてしまう。


読後感が悪いかとも思えるのに、あまり不愉快でもない。


で、なんなの? って思ってしまう本でした。

まあ、好き嫌いは人それぞれ…。


好きじゃない(アタクシは)。


読みやすいから、さらさら読んでしまったけれど…。





おしまい。






※ ペット・ショップの前で、可愛い仔を発見。

  マドモワーゼル・ココちゃん。

  (ココ・シャネルのココだって飼い主さん)

  体重1kgないって!!

  オモチャのようなココちゃん。

  21日②1kgないって