確か、読むのは2冊目になる作家さん。
前回が、どんな本であったか忘れてしまっている。
(特徴のある作家名は記憶に)
さて、この本、短編集です。
8本の作品が収録。
初期のものを、作家ご本人が選んで1冊にまとめたと裏表紙に。
結構、悲惨なストーリーが多い。
突き落されて殺された女性の直後の混濁した意識だったり、
ストーカーが、ターゲットを襲って、逆に殺されちゃっていた話しとか。
ところが、この作家さんの文章って、何故か残酷ではないんです。
淡々と、普通。
かえって、ゆったりしているような感じさえ抱いてしまう。
読後感が悪いかとも思えるのに、あまり不愉快でもない。
で、なんなの? って思ってしまう本でした。
まあ、好き嫌いは人それぞれ…。
好きじゃない(アタクシは)。
読みやすいから、さらさら読んでしまったけれど…。
おしまい。
※ ペット・ショップの前で、可愛い仔を発見。
マドモワーゼル・ココちゃん。
(ココ・シャネルのココだって飼い主さん)
体重1kgないって!!
オモチャのようなココちゃん。

