You Tube を徘徊してたら、山頭火のTVドラマを見付けた。
(種田山頭火は自由律俳句の俳人)
1989年製作放送されたNHKドラマ・スペシャルだそう。
脚本は早坂暁、主演の山頭火はフランキー堺、その妻は桃井かおり。
家業に失敗して、放浪生活の開始から、死に至るまでのドラマ。
当然、随分、暗い。
けれど、放浪が山里・森・川辺・海辺など自然の豊かさが美しい。
また、多くの俳句が随所に現れ、それが如何に生きる支えとなるか……。
何でこんなに淋しい風ふく
しぐるるや死なないでいる
笠にとんぼととまらせてあるく
しぐるるや人のなさけに涙ぐむ
てふてふひらひらいらかをこえた
うしろ姿のしぐれてゆくか
まっすぐな道でさみしい
……… もっと、もっと、あります。
桃井かおりが、とても魅力的な妻に見えてしまった。
ちょっと、全編に流れる音楽が悲しすぎ、アタクシにとっては。
あと、もっと、いい句があるのにっと、ワガママな感想も。
おしまい。
※ 先日、友人宅へ。
ここモダンなインテリア。でも、いつのモダン?って感じ。
(プラスティック椅子、テーブルもガラス)
今日更新の @Lapie.fr は、この部屋の照明器具を。
フランスって、こんな感じの古くさいモダン(?)が多いみたい。



