4日①井上荒野「学園のパーシモン」   book off Paris.


表紙のイラストに惹かれて、タイトルもいいし。

でも、作者が…。

これまでに、2冊の読書経験アリ。

1冊は、まるっきり、好みではなかった。

2冊目は、ぼちぼちの面白さ(「森のなかのママ」)。


さて、この本は。

(この作家さん、井上光晴の長女。何となく説得力あるでしょ?下世話?)


大人のための学園小説だそうです(裏表紙のコピーより)。


  主人公、幼稚園から大学までの一貫校に通う高校生女子。

  スタイル抜群で、きれいな母と、なに不自由ない気ままな女子高生。


と云うことは、ある意味、人生をなめてて、ワガママ…。

その通りっでした。

そして、怖いのが登場するほとんどの人が自分しか見てない…。

ひとり、隠れた主人公(?)っぽいクラスメートが、唯一の存在かな。

しかし、…。

やはり、自分の悩みしかないのです。


で、それがラストまで…。

高校生…十代のとはいえ、もっとあるでしょう。

子供っぽ過ぎる。

あえて、子供の退廃?

……?


やっぱり、好みじゃなかった。




おしまい。

(本タイトルのパーシモンは柿のこと。

 この小説では、柿色をさしているみたい







※ 行列のできる店、ニース。

  ブランド・ショップの閉店セール。

  この秋、どうもセールが多い気がする。不景気?

※ @La pie.f rも、今日更新、見てねっ!   

  4日②不景気