時代物小説大御所…、ちょっと苦手な作家(ファンの皆様、すみません)。
短編集なので読みやすいだろうと本を開きました。
うっ、いや、すごい。
何がって、読み始めて、あまりに意識の差がありすぎて参ったです。
半分ほど読み進んで、何気に裏表紙のコピーを読めば…。
太平洋戦争中から終戦直後にかけて、
著者は<日本婦道記>を発表し続けた。
初期の代表作となったこのシリーズは……略。
戦国時代の「妻の鏡」ばかり…、
夫を立て、その留守は息子を立てて、陰で大活躍する妻。
(ジェンダ~ァ、ああ、日本の封建時代。良かった現代に生まれて)
武士である夫を送り出した後、凛と家長代理として采配をふるう話しであったり。
生硬い夫を一人前の武士に仕立てる賢く健気な妻の話しだったり。
これ、すべて家のため。
(日本は男女、同列かも。大事は家かな)
いやあ、すごいだす~。
時代ですもんね。
しっかし、今でも流通して読まれてる。
ちと、おおっ、なんて、思ってしまいますたです。
おしまい。
※ ご存じの通り、ニースのビーチは小石。
たまには、石の写真を載せちゃおうと拾ってみたw。
これ、変わった石の代表。
穴がいっぱい。その上、スニーカーの足跡みたいな凹みアリ。
ふむふむ、ふむふむ。

