この本、可愛らしい表紙、初版単行本は2009年、文庫初版は2013年。
この作家さん、大麻で執行猶予後、
こんなライトノベルっぽい本を上梓してたんですね。
まっ、それは置いといて、
少し、ハズレ本があるものの、好きな作家さんのひとりです。
今回、大当たりっでした。
表紙、そのまま。
柔道一本、硬派の男の子と、ロリータの乙女の恋物語。
語るはロリちゃん。
現代っ子って言葉を思い出しちゃいました。
硬派な彼は、明治時代みたいな男の子だけれど、
ロリちゃんは、絵に描いたような今っぽさ。
この落差が面白い。
で、プラス、舞台が名古屋。
(個人的に入れ込める。郷里ですもん。
反面、言葉に違和感も少々。間違った名古屋弁あり!)
元気がない時なんて、これ読んだら元気でそう。
ホントに可愛らしい、そして、真面目だし、前向きだし。
この本、
ライトノベルなんて読んだことないなって方々へ、おすすめしたいです。
(で、興味が湧いたら、次に「ミシン」という作品を読んでほしい。ちとエグイけれど、
「嶽本野ばらの原点」だ、と、アタクシ、思う…)
おしまい。
※ またも、ウチのゴロ。
いえ、今日の @lapie.fr がゴロ似の犬ショット。
なので、ここには本物のゴロを出してしまったと……。
お犬おバカ、自覚しておりやんす、スイマソン。

