17日①嶽本野ばら「十四歳の遠距離恋愛」 Merci Madam S.


この本、可愛らしい表紙、初版単行本は2009年、文庫初版は2013年。

この作家さん、大麻で執行猶予後、

こんなライトノベルっぽい本を上梓してたんですね。


まっ、それは置いといて、

少し、ハズレ本があるものの、好きな作家さんのひとりです。


今回、大当たりっでした。


表紙、そのまま。

柔道一本、硬派の男の子と、ロリータの乙女の恋物語。

語るはロリちゃん。


現代っ子って言葉を思い出しちゃいました。

硬派な彼は、明治時代みたいな男の子だけれど、

ロリちゃんは、絵に描いたような今っぽさ。

この落差が面白い。


で、プラス、舞台が名古屋。

(個人的に入れ込める。郷里ですもん。

 反面、言葉に違和感も少々。間違った名古屋弁あり!)



元気がない時なんて、これ読んだら元気でそう。


ホントに可愛らしい、そして、真面目だし、前向きだし。


この本、

ライトノベルなんて読んだことないなって方々へ、おすすめしたいです。

(で、興味が湧いたら、次に「ミシン」という作品を読んでほしい。ちとエグイけれど、

 「嶽本野ばらの原点」だ、と、アタクシ、思う…)




おしまい。






※ またも、ウチのゴロ。

  いえ、今日の @lapie.fr がゴロ似の犬ショット。

  なので、ここには本物のゴロを出してしまったと……。

  お犬おバカ、自覚しておりやんす、スイマソン。

  17日②@lapie.frとの連携したゴロ