6日①森沢明夫「虹の岬の喫茶店」


本の帯に、今年の秋、吉永小百合主演で映画化っと、大きな表示あり。

ほほ~っ、どっどっと先入観が溢れちゃうじゃないですか。

こんな読書開始って少ない。


癒し系の小説。

65歳の未亡人が主人公。

画家だった、夫が愛していた岬に喫茶店を作って一人暮らし。

そのお店を舞台に、お客一人で一話完結の連作仕立て。


主人公、悦子さんって名前で、思わず女優・市川悦子が演じた方が…なんて思ったり。

でもでも、市川さんはお年過ぎ……。


絵に描いたみたいな設定。夫は画家で、主人公ピアニスト!

(ワタシ、どうも辛いです、こんな感じ)


癒し系って、読んでみて、ちと、違和感。

優しくって、ほのぼの、これで癒される?

「一杯の掛け蕎麦」みたいなノリだなあって思ったり。


平和でいいけれど。

読み応えとなると、ちょっとなあって感じました。

(好きな方、ごめんなさい。

 三浦しをん「舟を編む」も、支持される方多いけれど、好きじゃないし…。

 ひねくれモンなので、許してね)




おしまい。






※ 徒歩20分くらいのBIOショップにお豆腐調達。

  暑い日で、途中、小さなBarで休憩しちゃう。

  この時期、太陽の下と、陰では8℃も気温が違うんだって。

  青空がきれい…で、このワン・ショット。

  緑の植物は笹竹。こんな感じで置かれていること多し。

  6日②ちと一休み