29日①白石良夫「幕末インテルジェンス」


新潮文庫で、このタイトル。

作家さんの名前は、存じませんでした。

結構、期待です。


江戸の終焉、明治へ移行…。

その時、普通より、ちょいインテリの日記なんて面白そう。


依田学海という人のです。

佐倉藩の江戸留守居役になった若き武士の日記。

(明治に入って、劇作家・評論家となったとあり)


ねっ、期待でしょ?



で、残念。

ちっとも面白くない。

日記部分は面白いのに、解説が多過ぎで煩雑。

なので、原書が埋没しちゃってツマラナイ。

まるで、教科書。

素材はいいのに、書き手の学者センセには申し訳ないけれどパス。

(著者、国文学者・国語学者っだそうで)


はあ~、読みやすい文体に直す(訳す?)だけにしてくださっていたら…。


残念です。





おしまい。







※ 光っちゃって見ずらい…すんまそん。

  これ不動産屋さんのガラス窓。

  フラでは生きてる時に不動産を売れるシステムあり。

  前金、毎月の支払で、オーナーが死亡で不動産を入手。

  はっきり云えば、早く亡くなったらお安く不動産が……。

  オーナー長生きで、大損っでことも。

  (写真は、4部屋・68㎡・バルコニー付。75歳と74歳の夫妻の物件)

  29日②キキ・システム