読んで、心が軽くなる?
そんな感じの小説でした。
この、有川浩さんって作家さんは、ポディティブで読んでて心地よいです。
先月も「三匹のおっさん」を、読んだばかり。
ある意味、とっても可愛い小説を書きますね、彼女。
まっ、ぐっと深くとか、手応えありとかの読書じゃないけれど好きです。
今回は、阪急電車の車内、及び、駅周辺が舞台。
オムニバスっぽい短編連作の仕立て。
主人公が、他のお話しにチョイ役で出てくるのもタノシイっです。
(各章に単独、あるいはカップルの主人公。
高校生・大学生・OL・おばあちゃまと孫娘などなど)
ただ、個人的に大阪弁のファンとしては言葉が標準語っぽいのが残念。
コテコテの大阪弁をしゃべる主人公がひとりくらい居てほいしかった。
(この作家さん、住んではいるけれど、高知出身だからかな)
まっ、こんな感じ。
もうすぐ、去ってゆく春うららを抱きしめながら読書、最高でした。
おしまい。
※ ビーチに、今日の小説風イメージの学生が。
きっと、学校にも犬を連れてっちゃったんじゃないかな。
いや、今日は特別で…とか言い訳して。
ココではおおいにありうること。
で、ランチは友だちとビーチで。
平和な景色……。

